【#菊花賞2026 傾向と対策④】菊花賞は親子で勝つ。予想オッズ上位10頭のうち7頭が「菊花賞馬の息子」

uma-uma競馬 2026-10-21 22:26 JRA

#菊花賞 まであと4日。uma-uma競馬管理人でございます。

連載4本目は、予告どおり血統の話です。前回のキャリアと距離の話はこちら。

【#菊花賞2026 傾向と対策③】2016年以降の菊花賞馬は全頭キャリア7戦以内。1勝馬はエタリオウの2着が最高(uma-uma競馬)
https://uma-uma.com/news/9086

◆父も菊花賞馬、で5勝

京都開催の菊花賞18回、3着以内54頭のうち、父も菊花賞馬だった馬は14頭で[5-5-4]。勝ったのはこの5頭です。

2009年 スリーロールス(父ダンスインザダーク)
2016年 サトノダイヤモンド(父ディープインパクト)
2018年 フィエールマン(父ディープインパクト)
2019年 ワールドプレミア(父ディープインパクト)
2020年 コントレイル(父ディープインパクト)

#ディープインパクト 産駒は3着以内に10頭で[4-3-3]。2016年から2020年までの5回は、2017年のキセキ以外、全部ディープ産駒が勝っています。

ただ、親子制覇を達成しているのはダンスインザダークとディープインパクトの息子だけ。エピファネイア産駒は2020年アリストテレスの2着、キタサンブラック産駒は2023年ソールオリエンスの3着が最高で、あと一歩が続いています。

◆今年は「菊花賞馬の息子多すぎ問題」が発生

某予想オッズの上位10頭のうち、なんと7頭が「菊花賞馬の息子」です。

ロブチェン(父ワールドプレミア/2019年の菊花賞馬)
ダノンヒストリー(父エピファネイア/2013年)
ゴーイントゥスカイ(父コントレイル/2020年)
コンジェスタス(父コントレイル/2020年)
マジョレルブルー(父コントレイル/2020年)
バステール(父キタサンブラック/2015年)
エムズビギン(父キタサンブラック/2015年)

しかも #コントレイル は2022年に種牡馬入りしていて、今年の3歳が最初の世代。ゴーイントゥスカイの青葉賞がコントレイル産駒のJRA重賞初勝利で、コンジェスタスも京都新聞杯を勝っています。初年度から菊花賞の注目どころに3頭。お父さん、いい仕事してます。

◆ロブチェンには「3代制覇」がかかる

①で「この話はまた後日」と書いた件の回収です。

【#菊花賞2026 傾向と対策①】ルメールさん強過ぎ問題。京都開催の菊花賞では[5-1-1-2]3連勝中(uma-uma競馬)
https://uma-uma.com/news/9052

#ロブチェン の父 #ワールドプレミア は2019年の菊花賞馬で、祖父ディープインパクトは2005年の三冠馬。勝てば祖父、父、子の3代で菊花賞制覇です。ロブチェンは昨年のホープフルSで、父に初めての重賞勝ちとG1勝ちをプレゼントした孝行息子でもあります。

そして、ディープインパクトとワールドプレミアの菊花賞で手綱を取っていたのは、どちらも #武豊 騎手。その武豊騎手が今年乗るのは、コントレイル産駒のゴーイントゥスカイ(想定)です。自分が菊花賞馬にした祖父と父を持つ馬を、別の菊花賞馬の息子で負かしに行く。JRAに脚本家がいるのでしょうか?脚本家さん、ちょっとやり過ぎです。

◆直近3年はキングマンボ系が来ている

最後にサイヤーライン(父系)の話。3着以内54頭の内訳はサンデーサイレンス系が33頭[10-13-10]と大多数ですが、直近3年(2023〜2025年)は様子が違って、9頭のうち5頭がキングマンボ系でした。勝ったのはドゥラメンテ産駒の2頭(2023年ドゥレッツァ、2025年エネルジコ)です。

今回名前を挙げた注目馬の中で、キングマンボ系は父リオンディーズのアスクエジンバラくらい。サンデー系の「菊花賞馬の息子」軍団に、キングマンボ系がどう割って入るかも見どころです。

と、ここまで書いてから本音をいうと、今年の菊花賞に関しては血統無視でいいかもですね(笑)。むしろ新しい歴史を切り開いてくれる方に期待を寄せたいです。
例えば、#ジャスティンシカゴ の父は #スワーヴリチャード です。スワーヴリチャードはダービーを2着のあと、調子が戻らずに菊花賞を使えなかった記憶があります。そしてスワーヴリチャードの父は #ハーツクライ です。ハーツクライは菊花賞に出走し、鞍上が武豊騎手だったこともあり、単勝オッズ2.7倍の1番人気でした。しかし7着に敗れました。しかし、スワーヴリチャード産駒のアーバンシックは、父の無念を晴らすかのように、2024年の菊花賞を勝利し、じいじ(ハーツクライ)のリベンジを果たしてくれてはいます。

ちなみに菊花賞でのハーツクライのことは武豊騎手も自身の日記でこう書いています。

「菊花賞のハーツクライは、いま考えてもなにが敗因なのかわかりません。スローペースにならないのは戦う前から読めていましたし、最後の直線に向くまで思い描いていた通りに完璧に運べていたつもりだったので、いざ追い出したときに、ハーツがきちんと反応してくれなかったのが信じられませんでした。」

武豊騎手自身も悔しかったのでしょうね。調整も完璧だったし鞍上もしっかり乗った。にも関わらず…です。縁がないという一言で済ませることは簡単ですが、孫に頑張ってもらって「菊花賞に縁がなかったハーツクライ」という呪いを再度ブレイクスルーしてもらいたいものです。

ということで、今回の「血統」の話でした。菊花賞馬の息子が7頭もいれば、どれか1頭くらいは親子制覇しそうなものですが、ダンスインザダークとディープ以外は勝てていないのが現実。親の七光りも、淀の坂を2回越えるとさすがに薄れるようです(うまいこと言えてない)。

次は「ノーザンファーム強過ぎ問題」と「美浦の逆襲」の話。ルメールさんに続いて、また強過ぎ問題です(ネタ切れではありません)。

馬券は20歳になってから。ほどよく楽しむ大人の遊びです!

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