12年前、異国でGⅠを勝ち、その後、星となった日本馬が残してくれた仲間の絆とは……|平松さとし
今週末の秋華賞とオーストラリアのコーフィールドCを前に、12年前の2014年にコーフィールドCを制したアドマイヤラクティの軌跡を振り返る。栗東・梅田智之厩舎の6歳牡馬は国内で長丁場を制し、メルボルンCを目標に渡豪。陣営は前哨戦のコーフィールドCでも馬のことを第一に考え、馬房の選定や壁へのゴム張りなど細やかな配慮を重ねた。ザック・パートン騎手とのコンビで58キロのトップハンデを背負いながら地元勢を退け、自身初のGⅠ制覇を果たす。メルボルンCでは1番人気に推されたが、そこで悲劇が起きてしまう。