競馬場では、人間の「欲望」と「文明」がせめぎあう! 古代ローマ史の第一人者による異色の「競馬の歴史」刊行。
古代ローマ史研究の第一人者で競馬ファンの本村凌二氏による『競馬の世界史』が文庫版で再刊。競馬は欲望と文明がせめぎ合う舞台であり、イギリスで確立した近代競馬は世界に広がった。馬は5000年を超えるつきあいの中で人類の文明に大きな影響を及ぼし、戦車競走から平坦地での競走へ発展。18世紀にはブックメーカーが登場し、不正排除のためジョッキークラブなどが組織化された。フランス、アメリカ、日本へと広がり、日本競馬は現在世界最高峰のレベルに到達。