【オーストラリア】国王誕生日叙勲:引退競走馬施設「リビング・レジェンズ」の創設者に栄誉
オーストラリアのサラブレッド引退馬施設「リビング・レジェンズ」の創設者の一人であるアンドリュー・クラーク博士が、馬の福祉への長年の貢献が認められ、2026年国王誕生日叙勲にてオーストラリア勲章メダル(OAM)を受章した。
メルボルン北郊に位置するリビング・レジェンズは、2006年に「名馬たちを引退後も人々の目の前に」というコンセプトのもと設立された非営利慈善団体。クラーク博士は馬の獣医師として輝かしいキャリアを持ち、開設以来20年間にわたって最高経営責任者を務めてきた。施設は複数の観光賞を受賞し、毎年約150人の学生を実習生として受け入れるなど、教育面でも貢献している。
クラーク博士は「ここは競馬引退後の生活を見せるショーウィンドウ。一般の人々が普段触れられない馬たちに、年間364日会いに来られる場所」と語り、メルボルンカップ優勝馬をはじめとする名馬たちの余生を支えてきた意義を強調した。開設20周年を迎えた今、レーシング・ビクトリアと次の20年に向けた新たな計画を進めているという。