30年目にしてホームブレッド馬が古参オーナーに最高の瞬間をもたらす
原題: Three Decades In, Homebred Maida Gives Veteran Owner His Biggest Racing Moment
馬主歴約30年のベテラン、ハリー・パパレオ氏の自家生産馬マイダ(4歳牝馬)が、米サラトガ競馬場のG2・オナラブルミスSを制した。馬名はパパレオ氏の祖父の出身地であるイタリアの町に由来する。
パパレオ氏は幼少期、父の仕事でデラウェアパーク競馬場に出入りしたことを機に競馬に魅了され、1990年代後半に馬主となった。
過去にGⅢレースを制した所有馬イヴジゼルを引退後に自身の元で繁殖牝馬(母馬)とし、その産駒として誕生したのがマイダである。
マイダはこれまでにリステッド競走2勝を含む7戦5勝と活躍し、母の産駒として初の重賞制覇を成し遂げた。
マイダを管理するB.ラッセル調教師の手腕もあり、今後はGⅠ・バレリーナSから大舞台のブリーダーズカップ(BC)フィリー&メアスプリントへ向かう可能性も浮上している。
パパレオ氏は「脚元が無事なら5歳も現役を続けさせ、引退後は自身の元で繁殖入りさせる。売却する気はない」と語り、自家生産の愛馬に対する深い愛情と期待を寄せている。


